



製作60周年記念 特別劇場公開
初4Kデジタルリマスター版
ミュージカル映画史上、最も愛されてきた名作が
より色鮮やかな最高画質 ・最高音質で、北米限定公開では異例のヒットを記録

初4Kリマスター版
誰もが愛する数々の名場面が今まで見たことのない美しい映像で甦ります。ロジャース&ハマースタイン™の不朽の名作ミュージカル映画『サウンド・オブ・ミュージック』が、60周年を記念して丹念に4Kデジタルリマスターされ、かつてない鮮明な映像と音響で輝きを増しました。ウォルト・ディズニー・フィルム修復チームが4K解像度で修復・リマスターの作業を実施し、9ヶ月以上にわたり、保存フィルムのデジタルスキャンと、汚れ・歪み・その他の問題点の修正作業を修復チームが監督しました。ウォルト・ディズニー・カンパニー修復・ライブラリ管理部門ディレクター、ケビン・シェーファーは次のように述べています。「この名作を修復し、世界中の観客に本来意図された映像と音響の栄光をそのままお届けできることを、チーム一同光栄に存じます。」語り継がれる映画市場の宝物とも言える名作を、ぜひスクリーンでお楽しみください。

北米公開で異例のヒットを記録!
本作は、日本に先駆け世界28カ国以上、950館以上の劇場で9/12から公開され、北米では限定公開にもかかわらず、わずか3日で興行収入1億6000万円を超える異例のヒットを記録、週末興行ランキングでは新作映画が並ぶ中、60年前の名作が見事に10位にランクインしました。まさに、派手なアクションは皆無でもシンプルでありながら力強い物語というこの名作が持つ“魅力”は、世代を超えて愛されることを証明したのです。この北米のヒットを受け、日本でも急遽劇場公開が決定しました!11/2(金)〜TOHOシネマズ 日比谷ほかで公開となります。『サウンド・オブ・ミュージック』は長きにわたり史上最高の映画の一つと評されてきました。第38回アカデミー賞では作品賞を含む5部門でオスカーを獲得した本作を、最高画質・最高音質でより臨場感がある初の4Kリマスター公開です。北米が感動に沸いた本作を、日本の皆様も映画館でじっくりと味わってください。
STORY
1938年のオーストリア。修道院は、活発すぎる修道女マリアをもてあまし、彼女に別の世界を見せるためフォン・トラップ大佐の7人の子供たちの家庭教師へと派遣する。厳格な大佐は、愛妻を亡くした後、子供たちをまるで海軍のように統率していた。そこへやってきたマリアは、最初は子供たちにイタズラを仕掛けられたりするものの、彼女の音楽と温かさで子供たちの心をつかんでいく。当初、マリアを嫌っていた大佐も、彼女が教え込んだ子供たちの歌う声を聞き、不思議と心が開いていく。そして、次第にマリアに恋をするが、大佐にはお付き合いをしていたシュレーダー男爵令嬢の存在があった。自分の恋心に悩んだマリアは、修道院へ逃げ戻るが、恐れずに現実へと目を向け、再び大佐の元へと戻る。そして二人は結婚することになるが、やがてオーストリアはナチスの支配下に入り、ヒトラーの海軍への従軍を拒否した大佐は、国外脱出を計画する。ザルツブルク音楽祭に出演した後、家族は修道院の助けを借りてオーストリアを脱出し、スイスへと逃亡するのだった。


作品概要
原題: THE SOUND OF MUSIC
本編上映時間: 174分(予定)
上映素材: 4K DCP( スクリーンによって2Kアウトプットになることがございます)
アスペクト:FLAT
音:5.1ch
監督:ロバート・ワイズ
製作:ロバート・ワイズ、ソウル・チャップリン
原作:ハワード・リンゼイ、ラッセル・クローズ
脚本:アーネスト・レーマン
撮影:テッド・マッコード
編集:ウィリアム・レイノルズ
音楽:リチャード・ロジャース、オスカー・ハマースタイン二世、アーウィン・コスタル
出演:ジュリー・アンドリュース、クリストファー・プラマー、エリノア・パーカー、ペギー・ウッド、ニコラス・ハモンドほか
鑑賞料金:通常の映画鑑賞料金と同一料金

1965年のオリジナル映画について
1965年3月2日、20世紀フォックスは、ロバート・ワイズ監督、ジュリー・アンドリュースとクリストファー・プラマー主演の映画『サウンド・オブ・ミュージック』をニューヨーク市のリヴォリ劇場で初公開し、同劇場では93週間という記録的なロングランを遂げました。その後、米国での公開開始から4年半にわたり上映され、1966年から1972年にかけて、『サウンド・オブ・ミュージック』は、バラエティ誌により「史上最高の興行収入を記録した映画」として紹介されました。この映画1本だけで、ロジャース&ハマースタインの「エーデルワイス」、「私のお気に入り」、「すべての山に登れ」、「ドレミの歌」、「もうすぐ17歳」、「ひとりぼっちの羊飼い」など、誰もの記憶に残る数々の名曲を世に送り出し、これまで製作されたミュージカル映画の中で最も人気のある作品のひとつであり続けています。1966年にはアカデミー賞で作品賞を含む5部門を受賞した。

ロジャース&ハマースタイン
リチャード・ロジャース(作曲家、1902-1979)とオスカー・ハマースタイン二世(台本作家/作詞家、1895-1960)は1943年に手を組み、アメリカミュージカル界で最も成功したコンビになりました。共同作業以前、ロジャースは作詞家ローレンツ・ハートと組んで、ミュージカル・コメディ(『夜の豹』、『青春一座』など)を生み出しました。一方、ハマースタインは複数の作曲家と協働し、ジグマンド・ロンバーグやヴィンセント・ユーマンスとはオペレッタに新たな息吹を吹き込み、ジェローム・カーンとは画期的な古典『ショウ・ボート』を創り上げた。ロジャース&ハマースタイン初のミュージカル『オクラホマ!』は、<ミュージカル・プレイ>として知られる統合された形式を導入し、ライブ演劇に革命をもたらしました。このコンビはその後も『カルーセル』『南太平洋』『王様と私』『サウンド・オブ・ミュージック』といった舞台ミュージカル、映画『ステート・フェア』、記録的な視聴率を叩き出したテレビ特別番組『シンデレラ』など、数々のヒット作を生み出した。ロジャース&ハマースタインのミュージカル作品はトニー賞、アカデミー賞、グラミー賞、エミー賞、ピューリッツァー賞、オリヴィエ賞を受賞し、その作品は今も世界中の劇場、コンサートホール、映画館で愛され続けている。